VISION

産業の移り変わりと共に、
時代に合わせたものづくりを。

代表取締役社長

伊佐治 敦

昭和54年、受配電設備の設計・製造がはじまり。


高圧電線にかかる電圧は6600Vのため、そのまま使うことはできません。配電盤によって数百Vまで変圧され、さらに分電盤によって設備へと送り届けられます。こうした受配電設備の設計、製造メーカーとして昭和54年に創業したのが当社のはじまりです。サイズなどの仕様が統一された汎用品は流通していますが、お客様のニーズの全ては賄えません。寸法、形状、材質など、用途や設置場所によってさまざまです。そこで私たちはカスタマイズすることで、どんなお客様のご要望にも応えてきました。『大手には真似できない、小回りの利く、レスポンスのよい柔軟な対応』。蓄積してきたノウハウが、他社に負けないスピードを生み出しています。高い品質を保っていることは、言うまでもありません。

受配電から自動制御、動力制御。そしてあらゆる盤へ。


配電盤・分電盤から空調制御盤・動力制御盤など、技術の進化、時代の変化と共に私たちの造る製品も少しずつ変わってきています。工場をはじめ、商業ビル、ショッピングモール、テーマパークなど、納入先も多岐に渡ります。日本配電制御システム工業会や、大手メーカーから指定工場として認定されていることも大きいでしょう。今後、時代はさらに変わっていくに違いありません。少子高齢化、労働力不足から特に製造業では自動化が進んでいます。人に代わり、ロボットがモノをつくる時代が到来しており、今後は加速します。制御技術と共に、私たちの設計・製造する盤の重要性も増すに違いありません。これまでも、これからも。電気が世の中に必要とされる限り、私たちの仕事が絶えることはないでしょう。電気制御に関わる分野で、日本の産業を支えていくのが名電エンジニアリングの使命です。